ふるさと創生の極意‼️
小生が最も敬愛する地方創生と、中小企業論の研究家である、佐竹隆幸先生の講演を、拝聴する機会に恵まれました。
佐竹先生は関西学院大学そして同大学院を修了され、永らく兵庫県立大学の教授をつとめられた後、現在は母校の経営戦略研究科教授に就任されている新進気鋭の学徒です。いかにも、育ちのよい良家の御曹司然とした、風貌が漂う。聞くところによると、浪速の料亭の跡取り息子として育てられたが、時代の変化とともに経営が悪化、やがて夜逃げ同然に、一家離散。父親に再会出来たのは、死の直前であったらしい。しかしながら、悲しいことに、何も感慨はなかったとのことでした。
ご講演では、お伊勢参りに欠くことのできない「おかげ横丁」を例えに、地域創生の真髄について、熱弁をふるわれました。
平成5年の式年遷宮を記念して、造られた約3000坪のこの横丁には、赤福本店などの有名店が軒を連ね、参拝者でとても賑わっていますが、それ以前は衰退の一途をたどっていました。
危機感に包まれた赤福が強力
なリーダーシップを発揮し、年商に匹敵する約140億円を投じて、江戸から明治の門前町の風情を忠実に再現し、おもてなしのこころ満載のまちづくりに成功したのです。
この成功の秘訣は、売手よし、買手よし、世間よしの三方よしの精神と赤福のリーダーシップによる決断と実行です。
まさに、ふるさと創生の極意は強力なリーダーシップと、三方よしの近江商人のビジネスモデルであると断言されました。
たつの市においても、市民の皆様が賑わいを喜び、訪れる方々もおもてなしの心に感激し、そして地域も元気😃⤴️を取り戻すことができると確信しています。
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