「ふるさと たつの 創生に挑む!」

【たつの復活への決意】

 コロナ禍の中で、あらゆる活動を自粛し、不自由な生活を余儀なくされていますことに、心からお見舞いを申し上げます。ようやくワクチン接種も始まり、総力を結集して感染防止に努めて、一日も早く平穏な日常生活を取り戻せることを切に願っています。

 さて、たつの市民の皆様の力強いご支援により、平成25年11月に市長に就任させていただきました。全身全霊を傾けて『ふるさとたつの』の輝かしい未来と市民の幸せの実現に、渾身の努力をさせていただいた4年間でした。

 その間、最大の課題であります少子化による人口減少に果敢に取り組むため、子育て支援、若者定住促進、認定こども園の整備、温かい給食を提供する中央学校給食センターの新設、賑わいの創出、働く場を確保する企業誘致、そして高齢者の交通の足の確保など、主要な施策に鋭意取り組んでまいりました。

 しかしながら、人口は毎年約600人程度減少を続け、また出生数も年間500名を割り込む厳しい状況です。この難題を克服するためには、まず高齢者の皆様が安心して暮らせる健康長寿社会を築くこと、さらに結婚から育児まで子育て世代を強力にサポートすること、そして質の高い教育環境を実現することによって、生まれて良かった、いつまでも住み続けたいと、市民が幸せを実感できるふるさとを創ることです。

私たち大人には、たつのの将来を担うこども達や孫達に誇れるそして感謝されるふるさとを引き継ぐ重大な責務があります。今こそ時代の変化を的確にキャッチし、変革を恐れずに、課題に正面から挑む決断と公正な市政が求められています。

その一翼を担うために、新たなそして具体的なビジョンを高く掲げ、たつのの未来の姿を明らかにして、誇りと愛着があふれ、多くの方々から選ばれるまちづくりに邁進する決意をいたしました。

単なる継続では、明るい未来を拓くことはできません。

今を変えなければ、輝かしい未来はないのです。今を変えれば、未来が変わります。

私の主要な施策目標の5つの挑戦を列記いたします。

① 安心社会づくりへの挑戦

② たくましい人づくりへの挑戦

③ まちの基盤づくりへの挑戦

④ にぎわいづくりへの挑戦

⑤ 誇れるふるさとづくりへの挑戦