創作意欲に圧倒✴️

台風一過の秋本番、恒例の美術展が、10月2日に開幕し、本日最終日を迎えました。丹精を込められた力作で埋め尽くされた青少年舘 のホールと体育館は、多くの来場者の賑わいと熱気が溢れていました。
減少傾向にあった応募作品も、近年は増加に転じ、特に写真部門は従来一人二点の応募を認めていましたが、とても収容展示はできないため、残念ですが、今回から一点に絞られたようです。
日本画、洋画、工芸、書道、写真の5部門で、独創性そして表現力が豊かで、神業のような作品群に、驚きの連続でした。
なかでも、日本画の最優秀作『時を経て』の作者は、二年連続の栄冠に輝かれ、しかも前年の作風と全く異なり、
新たな境地へと進化されたようです。来年の画風に大いに期待したいと思います。
また、揖保川町新在家のギャラリー池川では、5人展と銘打って、陶芸、池川みどり、名村聡、洋画、名村仁、そして漆工芸、岡田夫妻、各々が技を競い、創造力豊かな労作や守るべき伝統的な工芸品が、展示されています。いづれも、プロとしての技量が輝く作品群で、とても魅了される一日となりました。10月31日(月火休み)まで開催中ですので、揖保川のパワースポットで、癒しのひとときをお過ごし下さい。今、ふるさとたつのは芸術の秋満載です。
ギャラリー池川、揖保川町新在家355、0791(72)2456