熱演。再び感動を呼ぶ❗️
24日、宝林禅寺の地元、門前公民館において、『大燈国師物語』の紙芝居が、地元自治会約60名の方々の参加のもと、製作者である西村和尚によって上演されました。
揖保町で生まれ、門前で産湯を浴びたという大燈国師は、鎌倉時代に臨済宗大本山大徳寺を創建された著名な高僧で、当時の花園天皇や後醍醐天皇から、朝廷の指南役として尊敬された偉大な人物です。
臨済宗の中興の祖としての国師の偉業は、禅の真髄の拠点を創建し、一休和尚、沢庵和尚などの逸材を育て、また茶道の祖、千利休の修行の場として、我が国の精神文化の向上に大きく貢献することに なります。
しかしながら国師の偉業が、十分に普及、理解されず、知名度も低いのが実情です。そのような中、再び『ふるさとたつのの誇り』として、スポットライトを当てるべく、西村和尚さんの情熱によって、永年の夢であった紙芝居が完成しました。
去る6月27日の揖保小学校の初演に続き、地元での公演となりました。約1時間の和尚さんの熱演に、聴衆も真剣に耳を傾けられ、会場は盛大な拍手喝采に包まれました。
今後も、8月3日には揖保公民館で、そして本山での公演と続いているようですが、暑さに負けず和尚さんのご活躍をお祈り致します。
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