ふるさとの原風景❕

たつの中央公民館ロビーで開催中の旧菖蒲谷村の歴史展に伺いました。友人で遺構を守る会の進藤さんの熱意あふれる説明をいただき、村の歴史に深い興味を持ちました。
1611年の慶長の地図に突然村の名前があらわれ、石高は38石であったようです。それ以前は謎ですが、村の起源については、平家の落人説や城山城を追われた赤松氏の残党説など、諸説あります。
江戸末期には、17軒56人が暮らしていましたが、昭和41年に最後の1軒が村を離れ、その後は廃村となり、謎多き村の歴史が残念ながら消えてしまいました。
現地には、札場跡や棚田、多数の石垣が現存している他、龍野藩主の石塔など、多くの遺構が残されています。
近年、菖蒲谷村出身の方々を中心に、遺構を保存する会が結成され、当時の生活の様子を再現し、後世に伝えようとの取り組が始まりました。
菖蒲谷一帯は大自然の宝庫であり、特に大成池周辺には自然環境豊かな森が繁り、オートキャンプ場、カヌー、ハイキング、マウンテンバイクなど、冒険心を養える【冒険の森】に相応しい場所と期待してます❗️
菖蒲谷村の遺構を大切に守りながら、大成池周辺と連携しながら、多くの市民に愛される憩いと癒しのフィールドになることを期待したいと思います。