いよいよ、本格始動❕

長年の夢であった龍野地区の重要伝統的建造物群保存地区の選定を、ようやく国に申請することができました。
市民のみなさまのご理解と地域の方々のご協力の賜であり、夢の実現に大きく前進します。順調に進めば、全国119番目の指定を受けます。
この制度が発足したのは昭和50年で、その目的は貴重な歴史的景観や文化的空間を維持保全し、現代の生活と融合させながら、後世に残そうとする画期的な取り組みです。
我が国で最初に指定されたのは、①京都祇園②京都産寧坂③長野妻籠④岐阜白川村⑤山口萩の5ヵ所でした。
京都以外は随分寂れた地域でしたが、地域の方々の地道な努力と、おもてなしの心によって、とても魅力的で活気あふれる街へと変貌致しました。
たつの市には城下町の風情と、江戸時代の町割りが残り、さらに地場産業の醤油蔵が現存する醸造の街としても、極めて評価が高いと確信しています。
小生もこの夢を達成し、理想的なまちづくりに貢献する決意で、かねてより118ヵ所の重要伝統的建造物群保存地区の調査を続行しており、すでに106ヵ所を訪ねました。
各地区の取り組みは千差万別ですが、魅力の原動力の第1は人々の愛着と誇り、第2はおもてなしの心、第3は地道な努力と連帯であると痛感しました。
弘前、角館、高山、萩に匹敵するような、まちづくりが進められるよう、大きく期待を込めたいと思います。感謝。